ねんきんネットに登録してみたメリットとデメリット

ねんきんネットをご存知でしょうか。

 

ねんきんネットとは、日本年金機構公式(公式という言い方が正しいかは置いておいて)Webサービス・Webサイトです。

 

先日部屋の掃除をしていた際に、国民年金に加入してからの国民年金保険料納付額の紙切れが大量に出てきました。

 

過去の納付額通知などは家にあっても使い道がないので処分したいと思い、代わりとなるものとして「ねんきんネット」なるものがあることを知りました。

 

今日、日本年金機構よりねんきんネットを使うための ID が届いたため、使ってみた感想を書いていきます。

 

そもそものねんきんネット利用手続きとは

ねんきんネットを利用するための手続きとしては、ねんきんネットで諸々の情報を入力したのち、日本年金機構より届く ID を用いてログインすることになります。

 

登録の際には基礎年金番号が必要ですので用意しておきましょう。年金通帳や誕生日ごろに送られてくるねんきん定期便などに記載してあります。

 

ホームページは以下ですし。リンクを踏むのが嫌であれば「ねんきんネット」のホームページを検索して登録しましょう。

 

www.nenkin.go.jp

 

ねんきんネットの1番のメリットは毎年のねんきん定期便の送付を停止できること

ねんきんネットを利用してみてぼくが一番メリットだと思うところは、毎年送られてくるねんきん定期便の送付を停止できることです。

 

家にたまる書類は多くないほうがいいです。ましてや今回のねんきんネット利用の同期が書類の削減のためですから、なおのことです。

 

毎年、誕生月ごろにねんきん定期便が送られてくるはずです。これは、日本ねんきん機構や各共済組合が発行しており、その年の納付状況や納付額、そして年金受け取りの見込み額などが記載されています。

 

数字が増えて行ったり、納付状況が埋まって行ったりと、みていて楽しいものですが、割と重要な書類であるため、捨てるに捨てれずそのままためている人が多いのではないでしょうか。

 

ねんきんネットを使えば、電子版のねんきん定期便をいつでも見ることができ、かつハガキでの送付を止めることができるため、かなりメリットがあります。

 

ただし、共済組合の年金に加入している場合はねんきんネットでは見ることができず、独自のWebサイトでアクセスする必要があるそうです。これは、管理している組織が日本年金機構と共済組合で異なるからだと思われます。

 

ねんきんネットの主な利用は「年金記録の確認」において、国民年金保険料の納付状況(納付しているか、未納の時期はあるのか)の確認ができることです。

 

この点に関しては、共済組合に加入してる場合であってもみることができるようになっています。

 

共済組合の加入記録について

平成30年3月26日から共済組合加入期間中の記録についても、加入月数、保険料納付額、標準報酬月額、標準賞与額、将来受け取る年金の見込額等を表示します。

※共済組合

 国家公務員共済組合連合会地方公務員共済組合連合会日本私立学校振興・共済事業団

年金記録の確認 | 日本年金機構

 

デメリットは各月の納付額までは表示されないこと

もともと納付額通知の書類を整理整頓し処分するためであったので、この毎月の納付額がわかるととてもありがたいなとおもって登録しました。

 

しかしながら、実際に使ってみると、これまでの納付額の合計や各年度の納付額合計は表示されるものの、各月の納付額についていつ・いくら納付したかまでは表示されませんでした。

 

この部分がデメリットというか、期待はずれな部分でした。

 

ただ、よく考えれば、納付状況の表示は「納付」「半額免除」「3分の4免除」とうの表記で表されていることから、納付額がわからずとも満額納付したのかどうかはわかります。

 

その年の納付額と納付月で計算すれば大体の各月納付額はわかりますし、何より滞りなく毎月満額納付していることがわかれば、役割は果たせます。

 

ねんきんネットからだけでなくマイナポータルからでも利用可能らしい

 

今回はぼくはねんきんネットに直接登録しましたが、マイナンバーを使ったマイナポータルというプラットフォームからでも利用はできるそうです。

 

www.nenkin.go.jp

 

マイナンバーカードが保険証として利用できるようになることからも、マイナンバーの利用用途拡大とそれに伴いマイナンバーカードの利用シーンはどんどん広がっています。

 

ねんきんについても同様に、マイナンバーとの連携がなされており、マイナポータルからでも利用可能ということなので、ログインの一括管理の面からもねんきんネット登録ではなく、マイナポータルからのアクセスの方がいいかもしれません。