仕事においては質ではなく効率の向上を目指す
最近仕事がたまるようになりました。なんでだろうと考えていると、ひとつ思い当たることがありました。
それは、仕事の質を向上させようとしているからだ、ということです。
そして、仕事がたまらないようにするためには、仕事の質に注力するのではなく仕事の効率に注力することだと思っています。
仕事の質は突き詰めると終わらない
入社して1年と半年経ちますが、入社当時から一貫して無駄を排除しようということを念頭に仕事の改善を図ってきたつもりでした。
仕事内容をある程度わかってきた段階においてから、この書類は少なくできる、この業務は省くことができる等々の効率化を行ってきました。
しかしながら、最近では「こんな書類がわかりやすいのではないか」とか、「あらたな書類を作成するために一から調べなおさなければ」といった形でどんどんと質にこだわっていました。
見出しで述べたように、質に注力し始めるといつまでたっても突き詰めてしまいます。終わりが見えません。
質を突き詰めると終わらない、このことは肝に銘じなければなりません。
仕事第一ではない以上、効率化のみにこだわる
質にこだわるということは、職場の同僚や上司からの評判につながりますし、回り回って人事にも影響します。
影響はしますが、それが自分が思っている以上には影響しないのかなとも思い始めました。
最近はどんどんと人事異動がなされていく中で、優秀な人またはそうではない人が、意図を持って入れ替えられていません。
- 質にこだわろうがいいところに配属されるわけではない
- 質にこだわろうがそれを活かせるところに配属されるわけではない
- 質にこだわろうがむしろ忙しいところに配属されるかもしれない
- 質にこだわろうがきついところに配属されるかもしれない
自分が質にこだわる動機、質にこだわってしまう動機を考えると、以上のような他人の目によく見えたいという思いが挙げられます。
ただ、その先にある人事からの評価については期待できないものだと思います。
人事評価は自分の手だけでは変えられません。
そして何より自分が本当に求めていることは無難に仕事をするということです。
無難に仕事をして、休日や趣味を楽しむということです。
したがって、質にこだわっている自分を見つけたら、「質にこだわるな、効率化にこだわれ」と声がけしようと思います。
効率化にこだわるためには、徐々にではなく一気に
質にこだわって仕事をしていたこれまでについては、小さな改善をコツコツと積み上げてきました。
改善といっても、小さな修正をして、それがダメであればまた考えるといった、試行錯誤の方法でした。
しかし、実際に使用する書類について試行錯誤を行ってしまうと、自分がどこを修正したのか、修正をやりなおすことへのハードル等、さまざまなデメリットが生じてきました。
したがって、改善や修正はノートにメモ書きをして、ある程度の量がたまれば効率化へ向け一気に修正するという方法を取ろうと思います。